
4000mのカイラス山ロータン峠にて
YOGAと出逢い16年目
わたしは御縁あってYOGAという
素晴らしい肉体的にも精神的にも
栄養を常に与えてくださる
実用的な日々の智慧を自分でも日々励み
多くの人々と共有していきたいと
提供することも生業にしてきて
ずっと劣等感を感じていたことがあった。
それは、
伝統的YOGAの発祥地と言われる
インドへ踏み入れたことがなかったこと。
またYOGAは山の中へ行かないと
本当のところはわからないと
言われてきた師匠からの言葉に
もどかしさと、好奇心が長いこと
同居していた。
どうしても、その境地へは
肉体を持っていきたかった強い欲望が
この度1つ成就された。

行く前は久しぶりの海外であること。
YOGAセラピストのメンバー集団での
行動ではあるが
初対面の中でひとりで出かけること。
散々、インド行った友人からの珍道中情報
お腹下す事件簿はネタまみれ。
なにより出発7/8の一月前6/12には
エア・インディアの歴代
飛行機墜落事故が発生
記憶妄想、不安妄想、ワクワク妄想
色々ぐちゃぐちゃと心に散らばっている。
そんな全ての妄想は妄想であり、
「今」にはないわけで
すでに全てが修業の旅となることは
間違いない。
さて、いざ出発。

Welcome to INDIA
羽田から9時間。
途中、ヒマラヤの山はあいにくの雲で
見えなかったが
茶色い力強い
エネルギー放射された大地を越え
無事に着陸。
しかし、入国審査は
たらい回しの刑に遭い大幅に
予定より遅れ空港から
出る頃には夕方の渋滞ラッシュ。
一歩外へ出ると
鳴り響くクラクションと
蒸し暑さとなんともいえない匂い。
この旅を共にロングドライブして
くださるソース顔のドライバーさんから
オレンジ色マリーゴールドの首飾りを
プレゼントされるも
今後のハードトラベルは
知る由もなく
トヨタの車へ。

走って数秒。
脳みそが追いつかないぞ。
ううん?
逆走車、数ミリ間隔での
左右関係ない追い越し。
クラクションはどうやら複数の意味合い
(ここに居る、今から追い越す、危ないなど)
つまり阿吽の呼吸で運転。
サイドミラーがない車も多々目撃。
人も牛も、物乞いの子どもたちも
乗れるだけ乗ってるバイクや車。
デリーは大都会で大きなビル
光化学スモッグで霞んだ空。
車にひかれている女性。
「今、生きてる。呼吸している。」
何度もこの言葉に戻ることになる
始まりにすぎない始まり。
これぞINDIA

